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石川県学校給食栄養研究委員会

7/27(木)令和5年度第1回石川県学校給食栄養研究委員会を行いました。

1 日 時 令和5年7月27日(木)14:00〜15:50
2 会 場 石川県庁舎 1101会議室
3 出席者数 14名
4 内 容
(1)委員長あいさつ 上野委員長(不動寺小校長)
(2)議題
@学校給食用パン材料の脱脂粉乳の変更について
ア 現状
学校給食用パンには学校給食用関税無税の輸入脱脂粉乳を使用している
イ 課題
SDGs問題
   「SDGs12 つくる責任、つかう責任」食品ロス問題
輸入脱脂粉乳2つの制約
   学校給食用以外には使用できないこと
   帳簿等に記帳しなければならないこと
休校、学年学級閉鎖の場合のパンの処分
   金沢税関への届出、承認を受けた後に処分
   処分は公的処分場で焼却処分および処分証明書の提出の義務あり
ウ 今後の対応
SDGs食品ロス問題への対応のため、輸入脱脂粉乳から国産脱脂粉乳への切り替えを検討する。
委員所属8ブロックおよび共同調理場部会にて協議、意見集約し、12月をめどに県給食会へ提出、第3回にて審議する予定。
(3)地場産物活用商品について
@「甘エビかき揚げ」「野菜かき揚げ」については、原材料高騰のため2学期までで販売終了。
A代替品としての「野菜かき揚げ(県産小松菜入り)Ca」「白身魚と豆腐の団子(県産小松菜入り)FE,C」Aの提案、試食、審議を行った。
→ 「野菜かき揚げ(県産小松菜入り)Ca」サツマイモ入りで次回再検討
→ 「白身魚と豆腐の団子(県産小松菜入り)Fe,Ca」取り扱いなし
(4)内容指定商品について
@「冷凍スクールミンチカツ」鳥インフルエンザ等の影響から、鶏肉、豚肉配合から豚肉のみ配合への内容変更について提案、試食、審議。
→ 2学期製造分よりの変更を承認
(5)委員提出議題について(抜粋)
      委員各位から事前に提出された意見をもとに協議しました。

Q: 奥能登のパン指定工場の製造辞退による県給食会からのパン供給の見通しはどうか、指定工場以外のパン製造についてはいかがか。
A: 県パン協同組合へ奥能登へのパン供給について検討を依頼したが、諸課題の解決の必要がある。
市町教委からの市町内のパン屋への給食用パンの製造依頼は可能である。


Q: さば油漬使用について
A: 6月にはさば油漬で大変ご迷惑をおかけいたしました。
現状は回復傾向にはありますが、収量が安定していないため、ご利用の際は事前にご連絡をお願いいたします。


Q: 給食会物資を利用したレシピや献立の組み合わせの紹介について
A: 本会HP地場産物マップに追加しました。
皆さんの方でレシピアイディアがありましたら、本会商品を提供させていただきますのでご連絡をお願いします。


Q: 給食用ラーメン(ソフト麺)の取り扱いはできないか。
A: 県内には工場がなく、県外商品の輸送には日持ち等の問題があり、残念ながら難しいのが現状です。




委員長あいさつ


試食の様子


内容指定商品(試食)